もう悩まない!うまく伝えるポイントを抑えておこう

なにをどうしたらうまく伝わるのか、申し送りをする際に看護師が悩むことも多いと思います。申し送りは、交代勤務制の病院や施設で、今までの勤務中に起こった事や、患者さんの状態を、自分の仕事の後任者に、申し送り事項として、はっきりと的確に伝えることです。申し送り事項のまとめ方にも簡単なコツがあります。それは、結論をまず先に伝えることです。時系列順に並べて話してしまいがちですが、そういった場合話の要点がどこにあったのか、話している側も、聞いている側も、見失ってしまう可能性が高いです。結論を伝えてから、それに至るまでに何があったかを、補足していきましょう。また、自分の意見や感想は、さらにその補足の後、最後に付けるようにしましょう。実際に起こった事と自分の憶測との混同を避ける為です。また、申し送り事項をしっかりとまとめていても、口頭で申し送りを伝えるときに、聞き取れなかったら意味がありませんよね。特に、先輩など上司がその場に多い立場だった場合、緊張してしまうのも無理ありません。しかし、大きな声で、ハキハキとテンポ良く話してみましょう。この時に注意したいのが、メモやノートなどを見すぎてしまうことにより下を向いてしまうことです。これは声が前に届きづらい原因にもなります。特にマスクを着用している場合は、マスクにも声が多少、吸収されてしまうので、マスクを越えて聞こえるように声を届ける意識をもちましょう。申し送りが上手いと感じる先輩看護師の話し方を参考にするのも良いでしょう。